今まで「お金」を追いかけることが健全な生き方だと思っていた自分の信念を、気持ちいいぐらいに崩された一冊でした。<BR>腹を据えてつき合い続けていかなければいけないと思っていた「病的なもの」は、癒すことができるのだと思い、涙を流しました。
本を読み始めてから、その内容に引き込まれ、あっという間に読み終わりました。<BR>「お金」ということ、「幸せ」ということ、本を読みながらたくさん考えました。<BR>そしてこの本に書いてあることをいつの間にか、自然に実践し始めている自分がいます。<BR>この本に出会えてよかった、と心から思います。
大人になればなるほどに、こんなものだよと言って不本意な事をしないとお金には縁がない。<BR>いやな思いをしないとお金は貯まらない。<P>そんな考えが、本当は過ちだったってことを、こんなに素敵な表現で表して下さった著者の人生と洞察に、そして、惜しげもなく他人に公開してくださった勇気に感動しながら、感謝しています。<P>人はとかく、望んでいながら望むことを恥じている。<BR>そんな不自然な金銭感覚を蔓延させてしまっていたみたい。<BR>自分を代表にそう感じました。<BR>ほんとうは、もっと素直に愛してよかったのですね。<BR>もっと正直に愛してよかったのですね。<BR>そうして、誰かのためにできることから始めてみる。<P>ほんとうのファースト・ギブってものが少し見えてきた気がしました。<BR>一種の聖書(バイブル)と称していい本だと思います。<P>夢を持ちながら、志を持ちながら、そして、愛しているのにいつのまにか、奴隷になってしまっていた私のようにお金に不器用だったすべての人におすすめします。