近頃、日本でもかなり肥満の人が増えたと感じている。行きはよいよい帰りは・・・ではないが、食べるのは易しくやせるのは困難。人間の永遠の課題であるボディのコントロールあたりもウェルネス産業の入る余地があることを、具体的にかつ面白く説明した本。健康や美容だけでなく、何でもラクして手に入れたいのは人間のさがかも。
経済学者が書いたものと聞き、堅い本かと思っていた。が、これは、主婦で子育て中でもある私でも、読めた!経済が分かるし、母として21世紀の子供を育てるために必要な真の価値判断力を教わる思いだった。起業家としてはもちろん、賢い消費者になるべく読んでも良いと思う。改めて、無知は怖ろしいと感じた。ウェルネス産業の前向きなエネルギーは、未来に夢を持たせる。
食品表示や保険負担など健康について暗い話題が多いなか、本書を読んで、なんだかとってもワクワクしてきました。食品、飲食、医学、保険、流通などの分野でウェルネス(健康増進)に関わるビジネスチャンスがあるのだそうだ。健康ビジネスで独立でもしてみるか。本書の著者は、「金持ち父さん、貧乏父さん」でお勧め本として紹介されている「Unlimited Wealth」の著者なのですね。なんか納得。