タイトルからして軽くお笑いの入った単純な話かと思っていました。<BR>でも、読んでいくうちに深く考えさせられるんです。<BR>(テンポも良いので普通に笑えるところも沢山ありますよ。)<P>自分が中学生だった時のことも思い出してなんだか懐かしくも<BR>”仲間”を持つことの出来た主人公に羨ましくも感じられるお話です。<P>普通って何?スキって何?<BR>友達って何??<P>あなたは誰かの”特別”に<BR>誰かはあなたの”特別”に<BR>とっても考えさせられます。是非みなさんも♪
歩の純粋パワー炸裂って感じでよかったです、笑!!<BR>秋本のおっかさん庇って酔っ払いに啖呵きったり、ホームレスのおっさん庇って来菅に蹴られたり、歩って良い子ですね~!!<BR>普段は内気っぽい歩が、こんな風に体張ってだれかを守る姿は読んでいて感動です。そりゃ秋本もメロメロなハズです、笑♪<P>しかしそんな歩に危害を加えようとした人達も、色々自分の問題を抱えて生きていて、そうして人にそのストレスをぶつけてしまっているというのが現実…。<BR>そして秋本はそんな人達をも笑わせてやろうじゃないかというのだから凄い!!なんて器のデカイ漢(おとこ)なんだ、笑!!<P>一巻目に続き、今回も面白かったです。続編は出ないのでしょうかねコレ?願わくば高校生編とかも読みたいですね~☆
何気ない日常、に見えますが、2巻では1巻よりも思わずホロリとくるエピソードがいくつかあります。<BR>特に印象的なのは歩たち中学生以外の大人たちです。<BR>歩の母親、秋本の母親、コンビニの店長さん、秋本のお店のお客など。<BR>そういった大人たちの生き方が歩たちにどう映っているか、どこにでもありそうな、そしてだからこそ、心にせまるエピソードが軽やかな文体で語られています。<BR>今回の初出である来菅と歩の関係も印象的でした。<P>軽めに読ませて、実は深く、懐かしいような、人っていいな、出会いってかけがいのないものだな、と思わせる何かがこのシリーズにはあると思います。