ご存知、コヴィー博士の最新刊。思えば、私が初めて買った洋書が、<BR>博士の『7つの習慣』であった。もっとも、当時は初版から5年も<BR>経過したあとだったので、ペーパーバックしか手に入らなかった。<BR>だからというわけではないが、今回は初版のハードカバーを入手し、<BR>正月休みを利用して一気に読んだ。『7つの習慣』の翻訳版の文章が<BR>原書に較べて読みにくかったため、新刊は英語のまま読みたかった<BR>ということもある。<P>本書は、既存の7つの習慣にもう1つ新しい習慣を付け加えようという<BR>ものではない。博士によれば、7つの習慣は時代の変化が激しく<BR>なればなるほど有用性が増すもので、その原理は不変なのだそうだ。<P>ただ、前著が書かれた時代には1つの目標とされた「効果性」<BR>(Effectiveness=7つの習慣によって得られる他人との相乗効果)が、<BR>現在では社会生活に参加するための必須条件となってしまった。<BR>このため、唯一無二の存在としての自分の重要性を見つけ(Find your Voice)、<BR>他人もそれができるよう啓発する(Inspire others to find theirs)<BR>必要があるのだという。それが「効果性」を超えた「卓越性」(Greatness)で、<BR>これは7つの習慣で示された一連の行動基準とは方向性が異なるため、<BR>「8つ目の習慣」としたということだ。<P>じっさい本書を見ると、例の砂時計型の図に立体的な厚みを加えた<BR>モデルが示されている。つまり、8つ目の習慣は、先の7つの習慣<BR>すべてを他者と共有するための習慣であり、『原則中心リーダーシップ』を<BR>更に一般的な形に発展させたものと言えるかもしれない。<P>なお、博士の書く英文は、学者の手による英文としてはシンプルで、<BR>とても読みやすい。始めは本の厚みに圧倒されるかもしれないが、<BR>日本語版『7つの習慣』の肩肘張った和文を読みこなせる人なら、<BR>辞書を片手に読み進めて行けると思う。CD16枚組のオーディオブックも<BR>出ているので、併せて使用すれば英語学習にも使えるはずだ<BR>(博士の語りが単調で、電車で聴くと眠気を誘うが…)。
まづはガイドブックから読み始めましたが、本書の内容の概要だけですぐに興味を持ち、書店に山積みになっているのを見つけてすぐに購入してしまいました。<BR>7つの習慣の中にある原則は、分かっているが、いざ実践になると、、、という部分がありました。この第8の習慣を読み新たに実生活でやってみたい思いが強まりました。<BR>この第8の習慣は、8番目の習慣というよりは、7つの習慣と合わせて実践する時に、偉大な効果があると感じます。周囲の人々に、大きな影響、また動機付けを促す存在になるために、この第8の習慣を考える必要があります。<BR>すべての原則を行い、偉大さを身につける為の内なる炎、自身を奮い立たせ、またリーダーシップを発揮して、周囲の人々の心をも燃やす。この第8の習慣を読み、行う事によって、自らが模範となり、自分や人々に方向性を示すことによってエンパワーメントを進める。この本に書かれている事は、偉大さを身につけ、発揮する為のパラダイム(思考・価値観)そのものだと思います。<BR>厚みはありますがDVDもついており、通読と継続、この二つの読み方を通して大きな効果が期待できます
コヴィー博士は難しいことを言う。7つの習慣まではなんとか自分でも理解はできたが、この8つ目のは実に難しい。<BR>メンタルトレーニングでは到底できないだろう。<BR>内面的な声とはどんなものなのか?<BR>どうすれば実行できるのだろうか????