「わかっているのにできない」脳〈1〉エイメン博士が教えてくれるADDの脳の仕組み
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ダニエル・G. エイメン
Daniel G. Amen
ニキ リンコ
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症状別に対処法が載っています。医者に行く勇気が無い人も自分でできるやり方が書いてあります。私の場合、サプリメントで症状が改善しました。読んで、やってみてください。一歩前へ進めます。
症状別に脳の写真が載っています。自分の頭がどうなっているのか客観的に見ることができて、腑に落ちます。悩みの泥沼にはまっている方は読んで見て下さい。
ADDと疑われる人の割合が圧倒的に多く、それを障害と認めていいのかと言う疑問の声も多い。だが、効率優先の社会の中で、認められず、自信喪失に陥っている人々には福音書と成りうる。この本の生み出した潮流がいずれADDの人々を受け入れられる社会への社会革命の基礎となるかも知れない。<P> 本書は、主にADDの解説に重点が置かれている。ADDに現に苦しんでいる方には、対処法に重点の置かれた第2巻とともに読むことをお勧めする。<BR>また、この本の内容にこだわらず色々な意見、最新の研究結果にも関心を払うべきだと思う。
「わかっているのにできない」脳〈1〉エイメン博士が教えてくれるADDの脳の仕組み
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 | ADD = 注意欠陥障害、日本ではあまり耳馴染みのない言葉かもしれない。集中力がない、意欲がない、いらいらしやすい、怒りっぽいなどの症状が現われる脳の障害である。しかし、世間では「やる気がない」、「能力が低い」、「ぐうたら」などと誤解されることが多い。また、周囲を巻き込んで多大な迷惑を掛けるケースもあり、人間関係をも難しくする。<p> 彼らが偏見や誤解を受けるのはADDを抱える人たちは外見上、そうでない人たちと何ら変わりはないからである。しかし、ADDの病巣をこの目で確かめることができたら、どうだろうか。著者であるエイメン博士はSPECTと呼ばれる、単光子放射型コンピュータ断層撮影法で、ADDの脳を検査し、実際に目で見て、「ADDは医学的な問題であって、治療が必要なんだ」ということを認知させるのに役立てている。本書では、この撮影法による三次元表面画像がいくつか例として紹介されているが、確かにこれを見れば、誰もが納得するだろう。<p> ADDには6つのタイプがあり、脳の中で関係している部分がそれぞれ違っていることがわかってきた。基本的には、前前頭皮質という部位の活動が低下しているのだが、そのほかにも側頭葉や、大脳皮質などの活動低下または活動過多が見られる。また、現われる症状もそれぞれに異なる。タイプごとに、実際の患者の症状や治療後の経過などが紹介されているのだが、どれも驚くものばかりである。<br> たとえば、タイプ1の「典型的ADD」のジョウイー少年は小学校1年生から2年生に上がれず、買い物にも連れて行けないくらい落ちつきがなく、かたときも目が離せない状態であった。しかし、適切な投薬と食事療法により、集中力も増し、落ちついてきたばかりか、数年後には優等生になった。<p> ADDの人たちは決して、知能が低いわけではない。正しい情報を得、正しい治療を施せば、必ず治る病気なのである。筆者は最後にこう記している。「ADDをかかえる子どもたち、若者たち、大人たち、そしてその親たちには、はっきり伝えなくてはならない。あなたがたの罪ではない。原因はあなたがたではない。希望はある」。(冴木なお) |
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