この本を見つけて初めは「試しに読んでみようかな」という気持ちだったため、2,500の価格が少し高いと思いました。しかし、読んでみるとページ数も内容もボリューム満点で、今は大満足しています。<BR> しかも、表現が大変わかりやすく、要点が簡潔にまとめてあり、事例も紹介されています。必要な箇所だけ読んだり読み直す際は、項目ごとに要点がまとまっているので便利ですし、詳しく知りたい場合も丁寧な説明や事例があるの深く理解できると思います。<BR> 医療機関の方で、コミュニケーションや接遇改善活動を考え、取り組む際に、きっと役立つ1冊でしょう。
もとはJAMICという医学雑誌(医療雑誌?)に連載されているもの。その連載を初めて読んだ時に「コーチング」の存在を知り、毎回欠かさず読んでいました。<BR>それがまとまって本になるというのを知り、待ちに待った一冊でした。<P>内容はほぼ同じですが、雑誌連載の方がやや具体例が多い気がしますので、その分ちょっと不満です。しかし、中身は充分ためになるものですし、特に「患者さんとのコミュニケーションのとり方」を暗中模索している医療従事者に読んで欲しい一冊です。<BR>医学生やコメディカルの学生なら、時間のある在学中に絶対に読んでおいて欲しい本です。