フラワー・オブ・ライフという形を基本とした神聖幾何学に関して、他では見られない秀逸な情報が多く書かれている。<BR>又、著者がその内容を研究する過程で学んだ、太古の昔から現代までの歴史について、自身の体験も織り交ぜつつ物語風に述べている。<BR>全般的に、イラストや写真が豊富で、具体的事例の紹介も多い。<BR>数式ほとんど使われていない。<P>個人的には、神聖幾何学に関する情報は比類ないもので、極めて貴重な情報だと思う。自然科学的な観点から宇宙の仕組みを理解していきたい人は、興味を持って読めるのではないだろうか。<BR>ただ、歴史や現在の環境問題に関する情報には疑問が多い。<BR>歴史については、私が学んできた他の高次元からの情報と矛盾する点もいくつか見られ、慎重に検討していこうと思う。<BR>現在の環境問題については、明らかに不適切と思われる記述もあり(地中海は1990年頃には既に95%が死に絶えている等)、警鐘の意図があるのだろうがあまり関心しなかった。<P>内容は非常に多く独特で優れているが、少し癖のある本だと思う。<P>個人的に感じる情報の質の高さは10段階中8点。(神聖幾何学関連9点、歴史関連7点、環境問題関連6点。)
オカルトである。トンデモ本として読むなら面白いが、これが真理だと思いこむのは危険である。カルト宗教系の反面教師として、このようなオルグも効果があるのだ、と認識すべきための一冊
「フラワーオブライフ」と呼ばれる幾何学模様は、誰しもが必ず見覚えのある模様です。。<P>この模様の中には、あらゆる原子、あらゆる次元レベルで、波動体宇宙の中に存在するもの全てがのこらず内包されているのだそうです!!??<P>図形オタク?模様オタク!?が無理やり数字を当てはめ、こじつけで作り上げた話のように思いました<BR>が、<BR>人は最初「球体(卵子)」だったことや、雪の結晶の美しさを思うにつけ、やはり形、模様にはとんでもない深い意味があるのかもしれないと単純に思えました。<P>本文には、日ごろ馴染みの無い数値やデータがたくさん出てくるため、左脳から入って、それらをしっかりと理解しながら読み進めていくのもよいのですが、右脳から入って、とにかく何も考えずに、映画のように観て感じるのもよし、どちらの方法をとったにせよ、ちゃんとなるようになっているのだと著者は述べています。<P>ちなみこれを翻訳された方は、数字は見るのも聞くのも計算するのも嫌いな右脳派だったそうですが、翻訳のため作業をすすめているうちに(二度読んだら)左右両脳が統合されるという素晴らしい体験をされたそうです。<P>「するめいか」と同じ、かめばかむほど味が出てくる一冊!