いかなる語学の本も使用者次第で宝石たりえる、という点で同書もそうであると思います。<BR>「わぁこれがイギリス英語なんだ!」と学習意欲を掻き立てられるのであれば儲けモノ、どんどん習熟に努めるべきです。頻出度の違いはあろうとも、覚えて損をする語彙・熟語はありません。<BR>しかし明らかにイギリス英語と思われる表現は多々ある一方、英米両方で普通に使用されているであろう表現も多いです。これら全てを「イギリス英語!」と言い張ることに私は「はてな?」という思いです。<BR>加えて、「社会に出て役立つ英語」を目指す者にとって「イギリス風口語表現」を熱心に勉強することにどんな意味があるのか?<BR>イギリス風だろうがアメリカ風だろうが日本風だろうが、内容の豊かさをこそ問われるのが「大人の英語」ではないのか?<BR>大人の英語のレベルからはるかに遠い英語学習者が若干の発音の癖やら表現の種類だけでイギリス風だアメリカ風だと騒ぐのは知的なことだろうか?自己満足の気取りにはならないか?<BR>さまざまは疑問を感じつつ---面白い表現に出会えることは確かです。<BR>出来れば上級レベルの皆さんが賢明な接し方をするのが理想的な本、というのが私の感想でした。
イギリスへ行く前にこの本を買って持っていったら、おもしろいほどいろいろな場面で本の中のフレーズや単語が耳に入ってきました。たまたま知り合ったイギリス人にこの本を見せたら、凄く興味をもって(特にスラングの章あたり)すぐ友達になれ、私のイギリス旅行はホントに楽しいものになりました。文法なんかにとらわれなくても、彼らがよく使うフレーズを使うと結構友達になれるものだなぁと感心し、この本に感謝って感じです。
噛めば噛むほど味が出る。。。とは、まさにこの本!<BR>初めてCDを聞いたときには、殆どの意味が分からず大ショックでした。<P>でも、聞き込んでからイギリス旅行に行ってみると、<BR>出るわ出るわ、この本に載っていたフレーズが…まさに「日常」!<BR>今まで、「おりこうちゃん」な、英語ばかりを勉強していた私はなんだったんでしょう…<P>ぜひぜひ、第三弾、四弾、バンバン出して欲しいです!(^▽^)