金持ち父さんシリーズを読んで株式投資を今年(2002)始めました。<P>初めてまもなくこの「投資苑」と出会えてよかったと思います。私の行動心理・思考心理など、トレーダーのアマチュアとプロとの違いをたくさん引用してありためになりました。読んでいくと「にんまり」とさせられる場面(ページ)がいくつもありました。そして84ページにまとめてある第一に、「20年後もトレーダーであるように!」とのことがとても印象的でした。そうそう、第一に利益ではないところが味噌です。470ページものこの本を読み終えた私は、もう一度最初のページから読み始めました。エルダーさんありがとう。
投資の際における心理状態しかり、社会心理学の応用としてのテクニカル分析しかり、心の重要性を説いています。さすが精神科医兼トレーダーの書く本だけあります。投資をして収益を得たいのか、心を満足させたいのか?どちらを求めるているのかと著者は説いています。実際、後者の人も少なくないと思います。自分も株を買うことによる満足感のために投資をしていたところがありました。この本のおかげで気づきを得ることが出来ました。別の本には自分の潜在意識により、どれだけのお金を得ることが出来るかが決まってしまうと述べている本もあります。<BR>心理学は奥が深いです。
本書の原書であるTrading for a Livingは、各国語に翻訳され世界の多くの国で読まれるだけでなく、ロングセラーを続けています。内容は多岐にわたり、非常に充実しています。心理分析、チャート分析、テクニカル分析、独自のテクニカル指標、そしてマネー・マネジメントに至るまで、トレーダーに必要な内容が網羅されています。<P> 特に優れているのがテクニカル指標の利用方法を解説した部分です。いくつかの指標について、その指標の説明、指標の示す群集の心理、トレーディング・ルールを解説しています。指標の解釈といった解説は、一般のテクニカル書にはないので、ここを読むだけでも本書を買う価値は十二分にあります。<P> 内容の充実度、レベルの高さ、役立ち度など、どの点を見ても最上級の1冊です。トレーダー向けの素晴らしきガイ!して自信を持って推薦できる本です。