マーケット関連の本では最も面白く、役に立つ1冊です。前著「マーケットの魔術師」と同様に著者のジャック・シュワッガーがスーパートレーダーたちへインタビューを行い、その内容がまとめられています。<P> インタビュー対象は、リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ、スタンレー・ドラッケンミラー、ウイリアム・エックハートなどキラ星のごとく輝くトレーダーたち。<P> 特にタートルズの創設者であるウイリアム・エックハートのインタビューは注目に値します。エックハートは売買システムをチェックする上で、「ロバスト」(堅牢性)という言葉を用いていますが、おそらく本書が世に出なかったら、この言葉もトレーダーの間で使われることはなかったでしょう。<P> エックハートのインタビューに限らず何度も読む価値のある内容満載です。トレードを行う人なら、座右に置いて何度も何度も繰り返して読むべき1冊と言えるでしょう。
日経新聞のマーケットの魔術師(1冊目)を読んで大好きな本でしたが、2冊目もなかなかよかったです。個人的にトム・バッソが好きなので、どちらかというと「新」の方がおすすめです。
売買手法、資金管理、トレードの心理学とそれぞれヒントが多く含まれているので、何度も読み直しています。 今、「相場の本をどれか1冊」と聞かれたら、迷わずこれを選びます。