特徴としては<BR>とてもコストパフォーマンスがいい<BR>CDがかなりはやい<P>「二兎を追うもの・・・」ではないが、単語帳とリスニング素材としての2つの機能をなんとかうまく満たしているように思える。ただまえがきの「最強の英語学習法」をみたせるだけの教材では、残念ながら、ないように思える。<P>細かいことをいえば<BR>このボキャブラリーレベルの学習者にこの速さでシャドーイングさせるのは多少無理がないだろうか。わたしはついて行けない。<BR>なんとなく文章が不自然に思える。語彙を盛り込むために元の素材を多少編集しているのではないだろうか。シャドーイングしてどうも歯切れが悪いというか、そういうのが多々ある。<BR> <BR>そのへんは次回さらに熟成され、定番教材としての地位を獲得するのを期待するしかない。<P>まずはしっかり単語をものにする。そしてほかのやさしい教材で舌ならししてから、徹底的にシャドーイングする。そういう使い方になるだろうか。<P>買って損なし<BR>信じて損なし<P>DUOじゃだめな受験生、<BR>語彙力だけに頼る考え方は早めに捨てて、<BR>先を見据えて学習するにはもってこいです。
DUOが相当数の熟語・口語表現をも盛り込んだ本であるのに対して、こちらはニュースなど時事英語の記事に出てくる語彙が中心となっています。語彙レベルとしては英検2級~準1級、TOEIC600~700あたりでしょうか。 訳はいわゆるスラッシュリーディング流になっているので、この方法に抵抗がある方には合わないと思いますが、「大意」として参考にする程度のものと大らかに構えられる方には問題ないでしょうし、この方法によってはじめて英語を英語の語順のままで理解する習慣がついた、という方もいらっしゃると思います。
本書は2部構成である。政治、経済、司法、教育、社会、環境、医療・健康、科学・コンピュータ、その他の9つのテーマで分類され、実際の時事英語から採取された全60編の例文を収めたパートⅠ、そしてさらにボキャブラリーを補うための210編のオリジナル英文を収めたパートⅡからなる。とくにパートⅠでは、理解を助けるために1例文ごとにトピック単文が2~3文ほど掲げられ、語彙・文法の解説をする工夫・配慮がなされている。すべての例文に品質の高いCD音源がつく。主に時事に関する英文を読む必要に駈られている方や、TOEICのスコアアップに鋭意努力されている方のための最適な「例文主義」のボキャブラリー増強本だと評価できる。