字が多くて小学校1年生の息子ひとりが読むにはちょっと無理め・・・ですが、なぜかしら興味を持ってしまう一冊でした。私が暇を見つけては、少しずつ読んでやると、息子は目を輝かせて聞き入っていました。男の子って、こういう進化系の話が好きになるみたいです。将来的にも、この分野は学校の科目としても入ってきますし、小さいうちから興味を持たせておくにはとてもいい教材かなと。息子は、この本を読んでから『博物館に行ってみたい』と言い出し、人類の歴史、宇宙(地球)の歴史などに関心をもち始めました。大人が読んでもなるほどと思えることがたくさんありました。とても興味深い本だと思います。贈り物とかにしたらセンスがいいかも!とも思いました^0^。
15年前に、子どもに買い与えた絵本ですが、親のほうが夢中になってしまいました。
<br />太陽が生まれ、地球が生まれ、せいめいが生まれ、そして「いま」までの、ながいながいお話です。
<br />たくさんの教科書を一冊の本にしたような、すばらしい絵本です。
<br />久しぶりに読んで、感動してしまいました。
<br />一日一日を、一秒一秒を大切に生きたくなる名作です。
<br />自分はゴミみたいだと思う人にも、自分は偉大だと思っている人にも、読んでほしい絵本です。
幼い子には字も多く話の内容もむつかしいかな、とは思いますが、
<br />細かく描きこまれた絵は見ているだけで飽きない、すばらしいものです。
<br />ただ、こういう科学ものは時代とともに真偽が移り変わっていくので
<br />バートンの頃と現代とでは異なる部分もあるように感じます。
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<br />バートン女史が8年もの歳月をかけ完成させた本で、
<br />訳者の石井桃子さんも、製作6年目にバートンさんのアトリエを訪れ
<br />絵本の製作過程をご覧なったそうです。
<br />そんなつながりもあり作者の意図を損なわない、すばらしい訳だと思います。
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<br />訳者・瀬田貞二さんもご自身の著書の中で(絵本論)
<br />”数ある絵本の中から1冊だけ選ぶとしたら、この本を選ぶ”とおっしゃるくらいです。
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<br />部分的に現代の解釈とそぐわない部分はあるにしても
<br />このようなすばらしい本を手に取り、子どもに見せることが出来るなんて、本当に幸せなことだと思います。