塾のすすめで、M中対策に読むように言われて、子供に読ませるために購入した。国語にもよく出典になっているので、読まなくては思っていたが、理科の記述の考え方の基本を身につけるために読んだ。
<br /> 意外に面白く、電車の混雑の法則などは感心してしまった。ただ漠然と時を過ごしてしまうのでなく、常にあらゆるものに興味を持ち、考えるということが素敵に思えた。
<br /> 文章も平易で読みやすいので、国語力のある子供であれば小学生にも読むことが出来ると思う。ぜひ、ご一読あれ。
思っていたより面白かった。<br>科学や科学者というより日頃の素朴な疑問のほうが多い。
何度読んでも面白い。万人にわかり易く書いたエッセーであるが、その科学的観察眼と人間味の深さには尊敬の念を抱かずにはいられない。夏目漱石の小説に度々登場する寺田寅彦氏の人間性に魅了されてしまう本書である。<p>私は工学研究者であり、寺田氏のなされた結晶回折の分野にも多大なる関心を抱いている。そして、そんな寺田氏の普段の生活で感じたことにも興味がある。そんな私の好奇心を満たしてくれる本書は私の宝でも有る。<p>数あるエッセーの中から選りすぐりの作品を編集された池内了氏にも尊敬の念を禁じえない。