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| 新訂 孫子
(
金谷 治
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名だたる戦国武将も愛読した兵法書、孫子。
<br />幼少の頃、風林火山という言葉は武田信玄のものとばかり思っていましたが、後に孫子から引用された事を知り、驚いたのを覚えています。
<br />この本の格言とも言える文章は、現代に通ずる事が多いです。
<br />「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」等は、現在の隣国との問題に於ける、日本の国際情勢にも当て嵌まると思います。
<br />暗唱出来る位に熟読しても損は無い一冊です。 年末年始で音読をしていました。
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<br />大学入学時に読んだときは、ピンとくることがそれほどなかったのですが、今読んだら結構面白かったです。
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<br />古典の名著は、自分の人生経験が増すごとに新しい発見が出来るんですね。 孫子に関する本はいろいろ読んだが、やはり最後に行き着くのはこの本。詳しい解説、注釈はさることながら、漢文、読み下し文、口語訳とスッキリまとまっており、孫子のエッセンスがこの薄い(!)一冊に全て凝縮されている。必携の一冊。解釈、活用は頭の中で自分なりに。
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