はねる、とめる、はらう、つける、ここは長い、離すこと･･･ <br />小学漢字1006字の書き方を、1画ずつ示すことで、 <br />書くときのポイントや、よくあるミスを指摘。 <br /> <br />本文は学年ごとに索引が付けられているので、 <br />１年生でならう80字は34頁から54頁までとなっている。 <br />勉強する子供も頭から純粋にめくれば良い構成。 <br /> <br />全てのページに「コラム」がある。 <br />漢字の「面白話し」は、頭からめくっていっても飽きない。 <br /> <br />音訓と総画数の索引が最初の頁にあり、非常に使いやすい。 <br />筆順のルールに、「以外・意外」「合う・会う」等の <br />同訓同音異字の用例も付録として用意されている。 <br /> <br />これが「文庫サイズ」でこの価格というのは優れもの。 <br /> <br />できれば、３年生以下の子供に渡したい１冊。 <br />なんとなくぺらぺらめくって、 <br />高学年の漢字も覚えるきっかけになると思う。 <br />

　学年別に配置されており、とても見やすく使いやすい。他のレビューアーの方も述べている通り、小学校の教員を目指すならば、値段もお手ごろであるし持っていても決して損はない。教員を目指さない方でも、小学漢字と侮ることなかれ。本書を手に取れば間違った書き順を正される機会が結構あるだろう。 <br /> <br />　正しい書き順を教えることについては様々な議論がある（漢字によっては楷書、行書、草書などくずし方によって書き順が変わるものが少なくない）が、正しい書き順を知っている書き順はきれいな字を書くことにもつながる。ましてや子どもが近くにいるところで、とんでもない書き順で漢字を書いていては恥ずかしい。 <br />　 <br />　「武」「発」「別」「希」「情」・・・正しく書けるだろうか。