現在の自分の英語力の客観的評価のために英検1級を受けることにしました。問題の形式を知るためにこの教本を買ったのですが、どのような問題が何問出るとか、配点、解答形式や設問文そのものも載っていて、非常に参考になりました。
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<br />ただし、全体で310ページあるうちで2次試験のスピーキング用に関する記述は40ページほどしかなく、2次試験の対策はこの本だけでは不十分です。十分な英語力があれば1次試験は特に対策の必要はありませんが、2次試験は形式が特殊なだけに事前の入念な準備が欠かせません。ネットで調べて、植田一三・妻鳥千鶴子著「英語で意見を論理的に述べる」(ベレ出版)がいいということを知り、併せて購入しました。教本で足りない分を十分に補ってくれる内容で、満足しています。
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<br />教本の中身で気になるのは、英文に誤植がいくつか目に付いたこと。その分、星一つ減らしました。
英検一級対策として購入したが、語彙問題からリスニングまで英検の出題特徴や対策が網羅されており、非常に役に立つ。<br>また、この書は英検の対策として役に立つのはもちろん、語彙力増強、長文読解力向上、聴解力向上などに役に立つ重要なポイントや普段の学習方法まで参考になるものがあり、英検対策というより英語の学習方法論の書としても推薦できる。<br>しかしながらその分実際の練習問題は非常に少ないため、実戦形式での実力試しには不十分である(そのため星マイナス1)。これとは別に過去問題、予想問題等別のテキストを購入する必要があるだろう。