「松本」の「遺書」
(
松本 人志
)
とにかく、DTファン・もしくはお笑いファンは必ず読むべし。
<br />お笑い・政治・マスコミ・人物
<br />これら様々なものをとことん、評しております。
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<br />コレは嫌いだ。コレをやる奴は最低だ。
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<br />とことん斬っております。
<br />批判ばかりでもなく、自らが尊敬する人物についても書いております。
<br />しかしただ個人的主観なのではなく、「たしかに・・・」「いわれてみれば・・」
<br />と関心できるものが多く、自分の考えにもかなり影響されます。
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<br />そしてこの本を読み終えてから松本人志のネタやトークを見ると、
<br />今まで以上に笑えること間違いないです。
<br />天才とまで思えてしまいます。
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<br />最近のただ変なことすればいいみたいな若手芸人なんか見向きもしなくなり、
<br />とことんお笑いを追求する松本人志がなおさら好きになるでしょう。
<br />本当にオススメです。
<br />ただの自伝なんかではありません!
<br />ぜひ読んでください!
松本人志が笑いについて語った本。今見ると若いなあ尖ってるなあという気もするけど、そんな肩の力の入りっぷりも当時の彼を象徴していたのではないだろうか。
<br /> 今になって思うのはこの本が与えた影響はデカいなあということで、これが200万部も売れてしまったのはある意味では罪であるように思う。私がこれを読んだのは中学生の頃だが、彼のように地位も実力もある人に「笑いとはこういうものだ!」とばかりに自信満々に語られると中学生ぐらいであると否応無しに妄信してしまい、松本こそが笑いの神であると思い込んでしまって、笑いの本質を知ったような気になり、視野を狭くし、そして根暗になってしまうのである。現にこの本を読んでそんな風になった人を数人知っている(多くは松本信者と呼ばれる人たちである)。
<br /> この本は松本人志という人のひとつの意見であり、これが絶対であるということは全くない。これを一意見としてとらえられるならば、この本を読むことは非常に有意義であると思う(内容には笑いに対する真摯な姿勢が現れているので)。
<br /> 中学生は読む前に気をつけよう。
私はとりわけ松本を天才だと思った事は一度もない。しかし尊敬してやまない一人でもある。だって自分の事をここまで天才だって言える自信うらやましい限りです。 やはり人間大切なのは自信なのである。天才とまで言える確固たる自信をもっていれば人は誰でも成功できる。 そんな事思いながら読んでましたが正直、私が凡人なのでわからないだけで彼は天才なのかもしれない。 あなたもこれを読んで松本という人物を考えてみて下さい。
「松本」の「遺書」
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 | 大ベストセラーとなった『遺書』と『松本』を1冊にまとめて文庫化。ただのタレント本とあなどるなかれ。日常生活のできごとや失敗談、お定まりの社会風刺でページ数を稼ぐのではなく、笑いに対する真摯(しんし)な姿勢とあふれんばかりの情熱が全編を通じて描かれている。さすがは「笑いに魂を売った男」と自称するだけのことはある。現在、松本の筆力を疑う人間は皆無だが、連載当初は「ゴーストライターが書いているのではないか」とささやかれたほど、その文体はテンポがよく、キレもあって、読み手をぐいぐいと引き込んでしまう。絵、映像、トーク、歌、作詞、そして文章…。創造主は松本に「人を笑わせ、幸せにしなさい」とあらゆる才能を与えたのだろうか? <br>本書で松本はとても怒っている。道に不案内なタクシー運転手を、「何か面白い話をして」とすり寄ってくるホステスを決して許さない。「笑い」を極め、プロであるために自分を追い詰めつづける松本は、ほかの職業に従事する人にも徹底したプロ意識を求める。だが、現実には彼が「こいつはプロだ」と認める人間は皆無である。その落差の大きさをただ批判するのではなく笑い話に仕立ててしまうあたりが、松本の魅力である。(磐田鉄五郎) |
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