ともだちや
(
内田 麟太郎
降矢 なな
)
キツネの姿がなんとも愛らしかった。私は小学校での読み聞かせの時間に、本書を知りましたが、子どもの行動や気持ちをよく表しているようなキツネの言動に、子どもたちは笑顔でいっぱいでした。先が読めるといえば読める展開ではありましたが、ジョークを交えながら進んでいくストーリーは、とても面白く、色んな教訓を含んで描かれていると思います。
<br /> 友達のあたたかさ、大切さが伝わってくる良書でした。ぜひ子どもには読んであげたい、読んでほしい絵本のうちの一冊です。
絵がなかなかいい。途中のおおかみが大きな口をあけてせまってくるところは子供の顔に絵本自体をかぶせてがお~ってやってみせる。<br>もうこれがおおうけ!!<br>子供は大喜びだし、友達できるかなと、保育園でもにこにこ。<br>きっかけ作りとわりきって、お金のことは気にしなければ子供にとってもいい本。
息子のお気に入りの絵本です。赤ずきんちゃんの劇を見てから狼好きになった息子にこの本を買ってあげたタイミングが良かったのか、何度も読んでくれと持ってきます。おおかみから貰ったミニカーを大切そうに持ち帰るきつねに息子は満足げに「貰ったよぉ~。有難う!!」と連発します。これからもっとお兄ちゃんになっても読み続けられる良い絵本だと思います。
ともだちや
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 | 「ともだちや」を始めることを思いついた寂しがりやのキツネ。1時間100円で友だちになってあげようというのだ。でも、その商売もなかなかうまくいかない。そんな時、「トランプの あいてを しろ」と声をかけてきたのはオオカミ。トランプの後にキツネがお代を請求すると、オオカミは目をとがらせた。<br> 「お、おまえは、ともだちから かねを とるのか。それが ほんとうの ともだちか」 <p> 絵本にっぽん賞を受賞した『さかさまライオン』や小学館児童出版文化賞を受賞した『うそつきのつき』などで知られる内田麟太郎の「ともだちや」シリーズ第1弾。友だちになったキツネとオオカミには、『ともだちくるかな』、『あしたもともだち』などで再会できる。 <p> 自らを「絵詞作家」と称する作者のユーモアに満ちた文章と、動物たちの生き生きとした表情が何より楽しい本書は、子どもだけでなく大人にも「こんな友だちがほしいな」と思わせるシリーズである。(小山由絵) |
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