表紙は怖そうですが、絵が素敵です。どことなくユーモラスで独特の味わいがあるように思います。黒い色が、ちょっと怖いですが、そこが、またこの作品の味ではないでしょうか?
<br />結末は、なんだか日本の「ねずみ小僧次郎吉」みたいで、とてもステキですよ。
<br />アンゲラーの作品は、他に、アンゲラーとウンゲラーの両方の名で訳がたくさんでているようです。アンゲラーは、この作品で、1998年度国際アンデルセン賞〈画家賞〉を受賞しています。
<br />泥縄式に調べたら、「ウンゲラーはもともとグラフィックデザイナーで漫画や広告ポスターなど、大人向けの作品でも幅広く活躍。その風刺と毒気のきいた作風は、世界各国で人気を集めている」とのことです。
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はじめは、黒ずくめのさんにんぐみを怖がっていた娘も今ではこの本にすっかり夢中です。ちょっぴり時代ががかったテンポの良い語り口調はこの本の雰囲気にぴったりです。
有名な絵本なのですが、<br>こちらを拝見すると「怖い」という感想もありましたので<br>まずは図書館で借りることにしました。<p>初めて4才の子供に読んだときは<br>やっぱり特に最初の部分はドキドキしていたようです。<p>ラストもよく理解できなかったようで<br>まだ次のページを待っているような感じでした。<br>正直まだ早かったかな?と思いました。<p>ですがそれ以降毎日持ってくるようになったんです。<br>全体を通して絵が鮮明で素晴らしいので<br>子供もまさに絵を見て楽しんでいる様子です。<p>いつも「手をあげろ」の場面では私が泥棒役になり、<br>指をピストルのようにして銃口を娘に向けるフリをするのですが<br>それがまた楽しいようで、<br>これをしないと「ピストルもして~」と言われます^_^;<p>結局うちの場合はこの絵本が気に入ったので購入しました。<br>今では大切な絵本の1冊になっています。