原書で読んだのでわからなかったところや、翻訳本がどんな感じなのかはわかりませんが、とにかくおもしろかった!!!日本はヤクザの国だ、と言われる所以がよくわかりました。諸説として読んでも最高だと思います。数十年前の日本のエネルギーってすごかったんですね。この本がきっかけでバブルについても興味を持ちました。差別的な意味ではなく”外人”だからこそ書けたのではないでしょうか。
トラック(ミニカーですか?)1台分の資料?というわりには 基本的な 事実の間違いが多い。
<br />また見解が分かれる部分であるが、この本の在日朝鮮人の扱いについては 朝鮮人 強制連行の神話の中で 名ざしで批判されています
<br />町井久之のボデイーガードの件についても 大山倍達正伝の中で ボデイーガードは たぶん大山のことだろうが(ただし 体格が違いすぎ)、彼がテコンドーの名人というのも当時はテコンドーはまだなかったので この本の記述の間違いではないかと、名指しで批判されている。(著者は裏をとっていない)
<br />また町井自身が愚連隊あがりというのは 間違いではないが、現民団の前身の一つでもある 建青の特攻隊長の一人でもあり、また朝連(総連の前身)とのバトルの結果で 彼が 顔役になれたという 肝心な点が この本ではスールですね(そんなに日本人を人種差別主義者にしたいんですね)
<br />こんなオリエンタリズム 旧宗主国感覚で書かれた本です。
<br />すぐ わかると思いますが? 気持ち悪いというのが
<br />正常な神経の持ち主です。
<br />町井久之が生きていたら 汚いこともしたし 俺は ヤクザかもしれないし 愚連隊あがりかもしれないが 祖国の半分を駄目にした男と戦った人生に悔いは無いし、 本当は 日本も大嫌いで 野球も まったく知らないのに いじいじ 女と金のために 日本にいて 日本の悪口 いっているような 腐った奴よりは 人間として 男として俺と俺の子分たちは 負けないよ。
<br />そういうだろうね。
概ね、このインターネット社会においては既に入手可能な情報が大半であるが読み物としてもなんだかとても読みやすく、いい感じ。<br>本筋のアンダーワールドといっても、当然ながら、外国人関係が目新しい情報であり、他はまあありきたりとはいいませんが、他でも入手可能な情報ですがそれらが結びつけられてまたあたらしい知識として再構成されている感じ。<br>政治がらみのアンダーワールド部分が弱い感じですがまあそれは現時点では難しいのかな、とも。<br>読んで損はない感じ。