輪廻転生、因果応報、前世、現世、来世、霊媒、体外浮遊、自分の中の神、宇宙の法則、進化した魂、宇宙人。
<br />これらの言葉に拒否反応を示す人は多いと思う。頭がおかしいとかイカれた人間が考えることだと思うかもしれない。
<br />好奇心と探求心の強い大女優が、自分は本当は何者なのか、どこから来てどこへ行くのか、人生の目的は何かについて、考え、悩み、模索し、何者かに導かれ、答えを見つけ出していく、自伝。
<br />答えを欲している著者に、偶然とは思えないタイミングで必要としている人や物や事が現れ、ペルーの山の中で、神秘体験をし、悟る。
<br />私はまだ全部を信じられるわけではない。書いてることの意味が全部理解できたわけではない。
<br />この先、理解できるまで何度も読み返すことになりそうな、読み応えのある、考えさせられる本。
この本を読んでから、かれこれ15年の歳月が流れました。<br>改めて読み返して、やっぱりシャーリーは凄いと思います。<br>世界的に有名な女優が「精神世界」と言う、<br>一種偏見を伴いかねない世界を世間に堂々と知らしめたのですから。<br>彼女が精神世界にひかれて行く時の心の葛藤や考え方に<br>自分の15年を振り返って、重なる点が多くあったのも興味深いです。<br>そして、今になって「そうだったのか」とわかった部分もありました。<br>誰もが、その人のペースで学んでいくとシャーリーは語っています。<br>この本を手にした事が、その人の学びの始まりになる・・・<br>そんな気がしています。
この本がでた当時は最近有名なスピリチュアルカウンセラーが本を出していない頃だったため、こちらのインパクトがあったと思います。しかし、現在訳本ではなく日本語で平易に書かれたスピリチュアル関係の本が多いため、そちらと比較するとちょっと読みにくかったです。訳本ゆえにしょうがないと思いますが・・・。<br>この本には、すべてわかっている人が「こうですよ」と説明するのではなく、本人が迷いながらも信じていく過程がよくわかり共感を持つところもありました。ビデオで見てみたいと思います。