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わが闘争 上―完訳 角川文庫 白 224-1 ( アドルフ・ヒトラー 平野 一郎 将積 茂 )

格差社会の到来。このままいけば日本でもスラム街が形成されていくことでしょう。<br /><br />事実、地方の地域はもうすでに半スラム化しているところも多いように思います。実際問題、公立の小中学校は安心して子どもを預けられる場所ではなくなりつつある。<br /><br />失業率が回復しているとは言っても、派遣会社等の非生産的企業がこれほど台頭していたら、実質的に日本経済にとって手放しで喜べる状況ではないでしょう。<br /><br />ホリエモンや村上ファンドの台頭、それにともなう過剰なまでのメディアへの露出により、非生産的金儲けの手段がポピュラーになりました。<br />汗水垂らして働かなくても、大金持ちになれることが大勢の国民に知れ渡ってしまったのです。<br /><br />ヤバくないですか?今の日本。<br /><br />ナチが台頭してきた頃のドイツと少しずつ似てきてしまっています。<br /><br />あとは、多数の肉体労働者に、ユダヤ的錬金術で国益に反する商売をするホリエモンのような連中を敵視するよう煽るカリスマ的指導者が現れれば。日本はナチ化しうる可能性を秘めているように思うのです。<br /><br />大衆扇動の具体的なやり方はこの本に書いてあるし、そのとおりにやれば権力を掌握できるということは歴史が証明しています。

当時のアメリカのヒトラー評を見ると政治以外に全く趣味のない男で女を知らないとまで書かれている。それは事実ではなく人並みの女性経験もありわりに芸術的でワーグナーの曲を全て口笛でふけて上手いという特技があり受けたようだが基本的にクソ真面目でドイツ国家の事以外をするのは良心が許さなかったらしい。頑固な独身主義も死の直前に結婚する秘書で愛人のエヴァ・ブラウンとの関係すら知られてなかったらしい。この点全く違う立場のアメリカの業績を残した大統領ケネディと同じ二重人格的精神障害を持つ。

彼は本音は反ユダヤ主義であった。しかしそれ以上に権力意識の強い人間であった。当時のドイツはユダヤ系資本が財閥として資金を握っており反ユダヤ主義は党資金上、都合の悪い時期があり反ユダヤ主義を撤回しユダヤ系と握手をして資金を引き出していた時期もあった。実際ユダヤ人虐殺が本格化するのもドイツの戦況が不利になる大戦末期からである。彼はそういう二重性も持った政治家であった。

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