わが闘争 下―完訳    角川文庫 白 224-2 みんなこんな本を読んできた わが闘争 下―完訳  角川文庫 白 224-2
 
 
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わが闘争 下―完訳  角川文庫 白 224-2 ( アドルフ・ヒトラー 平野 一郎 将積 茂 )

この本の内容は大変素晴らしく良いもののはずなのに、翻訳された日本語の使い方、ひらがな・漢字の使い方が酷くてもったいない。前書きに、日本語に無いニュアンスがあるとか書いてあったけど、この翻訳技術はそれ以前の話しだと思う。日本語の文章能力の無い人に翻訳して欲しくなかった。ちゃんと普通に日本語文章能力のある人にもう一度翻訳し直して欲しい。この翻訳のせいでこの本の評価が下がりそうで悔しい。

 今日,世界で民主主義的議会政治を行っていない国はほとんど無い。歴史的に勝利した政治体系であり、それを拒んでいる国がどのような目に遭っているのかを考えればすばらしい政治体系に見える。国民一人一人の意見をふまえ議員を選び,みんなで政治を行う.つまりはそういう政治体系だが果たして問題は無いのか? <br />  <br /> 以下にヒトラーの民主主義的議会政治批判を記載する <br /> <br /><民主主義的議会政治の最大の問題は「個々人の責任の欠如」だ。議会が何かを決定する。その結果が非常にとんでもないかとになっても・・・誰もそれに対して責任を取らず、誰も責任を問われることがない。一体破綻した後でも、罪のある政府が総辞職すれば、これで何らかの責任を取ったといえるのか。あるいは連立を変更したり、そればかりでなく議会を解散すればそれでいいのか?一体全体、多数の優柔不断な人間にいつか責任を負わすことができるだろうか?すべての責任は人に結びついていないのだろうか?もっぱら多数の人間の意志と好みによって成り立ち、そして遂行されるような行動に対して、政府の指導的人間に責任を負わせることが出来るのだろうか? <br /> 今日の民主主義的議会政治の目的は、賢人による会議を形成することではなく、むしろ精神的に従属しているゼロに等しい群れを寄せ集めることにある。これに対立しているのがして「行動に対してすべての責任を完全に引き受ける指導者を自由に選ぶ」真のゲルマン的民主主義である。そこに多数決はなく、ただ自己に対して能力と生命を賭けるただ一人の決定がある。> <br /> <br /> 果たしてこの意見に反論は可能なのだろうか?狂気の独裁者として葬られたヒトラーだが、彼を独裁者にしたのは国民の意思である。一体真実はどちらにあるのだろうか?

ヒトラーが自身の人生と民族の正義・歴史(魂)を力強く語った作品。<br>国家社会主義が崩れ、社会主義が崩れ、正義の資本主義が生き残った。<br>本当だろうか。国家社会主義はフロイトのいう理性(超自我)に根付い<br>た倫理的・道徳的なものである。すべてのユダヤ的エゴイズム・本能<br>の暴走を廃す。社会主義は内破した。資本主義も内破、もしくは魂(<br>歴史の重みを持つ善悪基準)をテクノロジーと核により抑えつつ独裁を<br>続けていくだけであろう。国家社会主義は軍事に敗れたのであって魂に<br>敗れたのではない。事実、当時ナチズムは近代主義国家すべてにおいて<br>跋扈した。国民の魂に基づく熱狂的な支持がナチズムを育てたのである<br>。ただ熱狂なかでたまたま政権を取ったのがドイツ・イタリア・スペイン、<br>そして日本であっただけのことである。ナチズムはユダヤ的近代主<br>義の必然である。当時、天才と呼ばれた文学者、哲学者、法学者、経済<br>学者、法学者、医学者の錚々たるメンバー(マルティン・ハイデガーや<br>カール・シュミットなど)がナチズムに賛同したのもうなづける。<br>ここに真理がある。現代はただ封じ込まれているだけである。<br>ただ中東の勇者だけが戦っている。それだけで終わるはずはない。<p>歴史は再び動き出す。

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