1999年にスターツ出版から出た単行本の文庫化。
<br /> ゲッツ板谷と鴨志田穣に、通訳兼コーディネーターの鈴木くんが加わって、はちゃめちゃな旅を繰り広げている。
<br /> ベトナム戦争を柱に据えつつ、南北に長いベトナムを縦断していく。しかし、堅苦しい内容に陥ること(一ヶ所も)なく、馬鹿馬鹿しいながらもきちんとベトナム戦争が理解できるようになっているのは凄い。
<br /> 人間の欲望がナマで感じられる良書だと思う。
ベトナム乱暴紀行の敵討ちのような1冊。...敵を討てたかどうかは読んでのお楽しみ。<br>ベトナムの歴史も文化も日常も、的確かつわかりやすく詰め込んである。中でもベトナム戦争を暴走族に置き換えての解説は、わかる人には最高に理解しやすい。合わせて鴨志田氏による写真は、撮られた対象のベストショットと言っても過言はないだろう。
スッキリしました。<br>ヴェトナムに実際住んでますが、本当に現在も強かな『怪人』ばかり<br>住んでます。(-_-;)<br>純粋な『日本人』が『怪人』の中でいかに『負けず』に住んでいられるか<br>この本で、判った様な気がしました。<br>ヴェトナムに、負けそうになった時にとっても励みになりました。<br>それ位、ヴェトナムを知るには最高な本だと思います。<br>是非、『ヴェトナム』を尋ねる前に、前準備として必読すべき<br>本だと思います。書かれた年よりは若干な発展は有りますが、<br>さほど、違いは有りません(~_~;)