涼宮ハルヒシリーズ第二巻にあたるこの作品は他とはちょっと異色といえましょう <br /> <br />文化祭で映画を発表するためにハルヒにとことん翻弄されまくるＳＯＳ団一同 <br />前半はハルヒのわがままなシーンが目立ち　後半はハルヒの力によって珍騒動が起こる <br />おおまかなストーリーはこれだけでほかの巻と比べればいたって凡作 <br />だがあくまで「これだけでは」凡作なのです <br /> <br />この溜息でのストーリーはアニメ第一話を見てからだと激しく変わります <br />もし原作を知らない方で読みたいと思っている方はアニメ第一話を見てから見るべきでしょう <br />実際にアニメを見てから原作に入った僕には大変楽しめました <br />原作で凡作だった作品をアニメによって見事に引き立てる方法には感心しました <br /> <br />さて、凡作凡作いってますが意外にこの話は今までと今後のハルヒの心情を <br />大きく定めることになっている　いわゆる折り返し地点であると考えます <br />後半にて起こる　我らがキョンのちょっとした頑張り <br />それ以降、ハルヒの行動は今までの唯我独尊から少しづつ変わっていく… <br />シリーズのストーリーを語る上では決して外せない大事な話であると思います <br />ちなみに凡作とは言いましたが、あくまでシリーズ中での凡作であり <br />文学作品としては大変読みやすい部類に入るとおもっています。

今回もはちゃめちゃですｗ <br />一番の被害者は、ミクルちゃんのようで長門さんかもしれません・・・ <br />ハルヒは今回、ミクルちゃん主演の映画を撮ろうと言い出します。 <br />闘うウエイトレス・・・ <br />普段はバニーガールの格好で、戦闘モードになるとウエイトレスさんになるそうです。 <br /> <br />ええ、むちゃくちゃですｗ <br /> <br />そして撮影中にハルヒがふともらした非現実的な希望が、実現してしまうのです。 <br />猫が喋ればいいのに・・・そう言った後で、猫が喋りだします・・・ <br />が、ハルヒはそれには気がつきません。 <br />キョンの独白というか突っ込みで物語りは進んでいきますが、いい感じに落としてくれますｗ <br />突っ走りつつもゆるい、そんな内容です。