自分が秋月作品に星三つをつける日がくるなんて思ってもいませんでした。でも、このところ、今度こそ！と期待をこめつつ新巻を買ってはみるものの、期待はずれなものばかり。年月がたっても、二人はラブラブなんだから、もっと幸せな部分とか、二人の魅力とか、魅了してくれる部分が欲しいです。悠季の忙しい忙しいの慌しさの主張と、リアルな主婦生活ぶりばっかり目に付いて、主婦の日記みたい…。短編は採録で、ガッカリ感に追い討ちをかけるし。
<br />真剣に、富士見シリーズは卒業しようか…と思う一冊でした。
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…普段の秋月さんの「フジミ」本編を期待して読むと、きっと相当がっかりします（笑）
<br />楽しみにしていたなら、楽しみにしていたほど。
<br />はっきり言って今回は、物語としての中身が、あまり感じられない内容です。
<br />なので、私は「続刊へのプロローグ」だと思うことにしました。
<br />題名の通り続刊への『予感』として読んだほうがいいかも。
<br />秋月さん大好きなだけに、残念！
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大変長いこのシリーズなのですが、今回は話と話の間の部分という感じの1冊に
<br />なってしまっていた感が否めません。
<br />お話全体を見た場合には複線がたくさん引かれていて後々活かされる部分なのだとは思いますが、
<br />お話が途中でちょん切れてしまった感じがどうしても拭い去れません。
<br />表題作のほか、「雪嵐」「こよなき日々」は単行本クラシカル・ロンドより再録。
<br />続きが待ち遠しいです。年2回発売のシリーズですが、秋月さんがおっしゃるように
<br />少し早めに次巻が出てくれることを祈っています。
