この小説は、かの有名な陰陽師、安倍晴明の孫である昌浩が闇にはびこる異形の妖と戦っていくお話です。妖といってもすべての妖が悪い者なわけではなく、都のあちこちに妖がいて人間と共存しています。昌浩は、晴明を目の敵にしており、晴明よりもりっぱな陰陽師になろうと日々努力しています。昌浩は物の怪のもっくんと出会い、あることが起こって封じ込まれていた妖を見る力を開放します。それからは妖が見えるようになり、もっくんと約束した、誰も犠牲にしない最高の陰陽師になるためにさまざまな困難に立ち向かっていきます。
<br />この巻は、窮奇編の第一巻です。シリーズは現在17巻まで刊行しています。登場人物が皆魅力的で、物語もとてもおもしろくて、平安時代や、陰陽師のことがあまり分からない私でもすらすらと読むことができました。少しでも興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい。
このお話は平安時代の話なんか複雑すぎて読めねーよなんて言う人にだって楽勝に読めちゃいます!!!!! 第一にテンポがよくてスイスイ読み進むことができます。一話完結というわけではないのですが比較的読み易いですよヽ(^^) ぜひお薦めデス(。・_・。)ノ
平安時代のヒーロー(?)安倍晴明の孫・昌浩が主人公のこの物語は、
<br />打倒晴明に燃える少女小説なのにノリが少年漫画というとてもユニークなストーリーです。
<br />魅力的かつ個性的なキャラクターも多く、物の怪のもっくんなどはその筆頭です!
<br />平安時代や陰陽師が好きな方は結構読み易いのではないかと思います。