年の差カップルが好きな私は、まあまあ楽しめました。<br /><br />保護者的な人が、執着を捨てきれないところが面白い。<br /><br />ハタから見れば変態っぽくても(笑)、そんなに簡単に恋愛になる?<br />って思っても、取り敢えず、お互いだけ好き、ってシチュエーション<br />私はいいと思いました。<br />
余りにも病弱で、両親からも顧みられなかった主人公 澄音。
<br />だが「病弱」というだけで、何もそこまで・・・・・。
<br />だって、喋る言葉も行動も、まるで「幼児」なんですもの。
<br />おまけになよなよとひ弱なだけでなく、いらいらするほど芯が無い。
<br />一方お相手の宇梶宗佑は、澄音が小さい頃から慕っている弁護士です。
<br />澄音に比べれば宗佑はいい年をしたおっさんだが、年中発作を起こしている子供相手にずるい上に信じられないくらいイヤラシイ。
<br />内容以前に、まるで幼児のような高三男子・・・もしもこんなヤツが周りに居たら、
<br />いくら「病弱」であったとしても、不気味だし、いくら顔が綺麗でも退きまくりだ。
<br />なんと言うか、近頃のものは何を読んでも受けは女々しく、攻めは強気で、まるで皆 同一人物。
<br />暫くすると内容も思い出せず、人物も被ってしまい、どうにも区別がつけられない。
なぜかオリジナル性というか、斬新さというか、そういうものが欠けた作品だなぁと感じてしまいました。
<br />どこかで似たような話を読んだことがある気がしてしまう上、
<br />最後は想像できてしまうし、特に捻ったところもありません。
<br />お話の流れとしてはさすが崎谷さんというべきか、最後まで読み飽きない作品ではあったのですが、
<br />よくよく考えてみると宗佑さん(攻め)怖っ!と思わずにはいられません
<br />「依存する恋」は決して嫌いではなく、むしろ好きな分野なのですが「ここまでくると・・・」と少し引いてしまいます。
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<br />まとめてしまいますが、同タイトルコミックも何だか微妙な感じがして、余り好きではありません。
<br />話の筋は悪くないのに何故か満足感がなく、不発で終わった感じがします。
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