同じ著書の「コミュニケーション技術」を愛読していました。
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<br />以前よりも、さらに解りやすく、読みやすくして再度書かれた本です。
<br />もともと技術英語を勉強されていた著者が、「わかりやすい」文章を
<br />書くためにどうすればよいか、詳しく書いた本です。
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<br />あまりに良すぎてあまり人に教えたくないくらいです。
<br />安いし(笑)、本当にお勧めです。
この本は素晴らしさは読めば分かる。
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<br />それは、この本の文章や構成全てが、
<br />ロジカルライティングの最良の手本になるからである。
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<br />大学教授の本は自分の知識をひけらかすだけの文章が殆どだが、
<br />この本は、テーマがビジネスライティングにも関わらず、
<br />読み手の立場におりて適切な表現で伝えるという「優しさ」が、
<br />文章全体から滲み出ている。
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<br />ロジカルライティングは、
<br />文章をロジカルに書いて、できる人間を気取る事が目的ではない。
<br />自分の主旨を分かりやすく、適切な表現で相手に伝えて、
<br />誤解や、疑問を抱かせない「相手に対する思いやり」なのだ。
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<br />「理科系の作文技術」
<br />「書く技術・考える技術」
<br />「超文章法」
<br />「ロジカルライティング」
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<br />などの類書の中でも、ダントツに素晴らしい内容、
<br />かつ中高生でも理解できる位、やさしく書かれているので、
<br />ビジネス文に限らず、文章を書く人すべてにぜひ読んで欲しい本。
今まで論理的な文章を教わった人はいないのではないだろうか?<br>技術を職としている人は、学会などの発表で大学の先生に痛めつけられながら学んできたと思われるが、文系の方はおそらくそういう機会に恵まれなかったと思われる。そういう方々にとっての良書となると思う。<p>この本を読むことで、論理的という言葉の意味を知らされた。人に分かりやすい文章には型があること、1ワード1ミーニングの原則も、末輩の私にとっては涙がでるぐらいうれしかった教訓だ。この本を読んでからは人にほめられる文章もかけるようになった。永遠のバイブルだ。