一応はクリエイターのハシクレである私にとって
<br />好きな作品を多く手がけられる久石氏の考え方が
<br />良くわかって、読んで良かったと思います。
<br />中には賛同できない部分もありますが、一つの考
<br />え方として参考になりました。
<br />
<br />またいづれ読み直そうと思います。
<br />きっと今回読んだときには気付かなかったり、理
<br />解できなかった何かがありそうな気がしますので
創造に不可欠なのは感性だ
<br />という言い方はありふれているが、
<br />この本の著者久石譲はそれを否定し、
<br />むしろ大切なのは論理的思考だと説く。
<br />そして、論理を支えるのは知識であり体験なのだと。
<br />面白い知見であると思う。
<br />しかし、論理的思考の大切さを説いているこの本の
<br />表現に、あまり論理的ではない表現が散見された。
<br />それで星ひとつ減とさせていただく。
あっという間に読める。
<br />あの「宮崎アニメ」の久石譲。
<br />映画音楽の久石譲。
<br />作曲家の久石譲。
<br />
<br />もはや知らぬ者のいない作曲家である。
<br />
<br />先のレビューにもあるように、要は作曲などのノウハウ本なのかも知れない。
<br />面白いし、あっという間に読める。
<br />しかし、素通りしてしまうにはもったいない【知恵】が含まれた本だ。
<br />
<br />簡単に読める。
<br />芸術家が書いたからか、言葉のテンポも心地よく、エネルギーをもらう。
<br />しかし、もし実生活で実行するとなると、シンプルで当たり前な事ほど、現代では難しい。
<br />
<br />使い古されたコトバだが、
<br />「現代文明の、豊かさの背後で忘れ去られた”何か”」
<br />…が、書かれている本だと思う。
<br />
<br />オススメだ。