オタクが読むものだと思っていたけれど、実はそうではなかった。読んでみると、以外に深いお話で、本当に主人公のシンジと共に胸がしめつけられたりします。
<br />この巻では、新キャラが登場。しかも、謎多き美少年。心を持っているのかいないのか。そして、その感じが、シンジと初めて会ったレイの様な感じも…。
<br />使徒との戦いも、時には仲間割れしながらも、何とか倒していくシンジ達を見ていると、辛い事だよね、と共感したりします。本当は怖い事なんだ。なのに、シンジやレイ、それにアスカは頑張って戦っている。使徒に心の中を汚されて、放心状態になりながらも、生きる事を諦めない。
<br />その中には恋愛も入っているのだが、やはりそれも、難しい関係となってしまう。“嫉妬”というのは実に怖い。そして“さみしさ”は、その“嫉妬”を呼んでしまう元。
<br />この巻では、不思議感が出ていて、新たなキャラクターのカヲルに対しては、何を思っているのだろうと、とても気になりました。
カヲル君、女子トイレに侵入し、アスカに「変態」といわれる!カヲルとアスカの相性最悪最低フォ―!<br />シンジにも異常接近し嫌われる!<br />カヲル君の登場によってこの話のテンションは一気に上がる!人間に嫌われまくりのカヲル君!弐号機で使徒と戦うところも最高!(使徒が使徒と戦っている!)とにかく爆笑の連続!
アスカの過去の描写が申し分ない。
<br />もうとにかく最高にいいですよ!アスカに逢って抱きしめたく
<br />なる巻です。アスカ好きには特にお勧めですよ。