今までの巻でもTVアニメ・映画にない書き下ろし部分は大量にありましたが、今巻もそれに匹敵しますね。旧ザクといい、ガンダム開発計画の生い立ちといい、秘められていたストーリー満載です。
<br />ガンダムファン必読の単行本です。
9巻の「シャアとセイラ編」からこれで4巻にわたり「1年戦争」開戦前の動乱が描かれて来ました。ザビ家とジオン家の確執、如何にしてキャスバルがシャアとなったか、ジオンのMS開発の経緯、そして戦争に至る地球連邦とジオン公国の様々な思惑など、確かにファースト世代にとっては興味深い内容が展開されますが、少し長引いてはいませんか?
<br />これでは「ちょっとした横道」どころか、「まるまる一本の物語」になりつつあります(2部作くらいのOVAや劇場作品にもなりそうです;あ、そうくるのか?!)。あくまで「ガンダム」の一部ならば、個人的にはキャスバルがシャアと成り代わり士官学校に入学するまでで良かったんではないかと。
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<br />しかし、どうやらまだまだ続く気配。
<br />え〜い、こうなったらルウム戦役もやってしまってくださいまし!「赤い彗星」の誕生まで付合いませう!!
感想下手なんで、大筋は他の人に任せます。<br />でも、メカデザじゃない安彦さんだからって、キャノンのマシンガンは許せても、04に陸戦型Gのマシンガン使い回したり、05の右肩がコマによってアーマーあったりなかったりは無しです。<br />興味深いのは05vsキャノン。思わずキャノンのガデム戦やタチ戦(頭だけキャノン)を見返してしまいました。<br />シャアが乗ると05も強い!5月下旬発売のガンプラ05が待ち遠しい。