表紙からだと分かりづらいですが、家族や友人を巻き込んだホラー作品です。穏やかな日常シーンは少なめです。画風もそれほど好き嫌いが分かれるものではありません。ただ残酷な描写が容赦なく載っているので、包丁や出血が嫌いな人は読まない方がいいでしょう。
<br /> 展開としては、ひぐらしの基本である日常から非日常、信頼から疑念といった要素がベースになっています。また原作の予備知識が無くても、無理なく読めるようになっています。一通り読むと結末が分かるような展開ですが、その予想は次巻で覆されると思います。ひぐらしを知らない人なら尚更です。その意外な結末に興味があるなら、2巻の購入をお勧めします。ただし残酷シーンも倍増されていますので、注意してください。
絵にリアルさがあんまりなくて、血が飛んでても大して何も思わなかったです。怖さは多少あったかなぁ??くらいで、他の『ひぐらし』と比べるとやっぱおもしろくなかってです。
主人公や舞台が変わっても、ひぐらしとしての面白さは健在でした。
<br />今回の主人公は圭一ではなく、公由夏美です。
<br />どちらかと言うと外伝的なお話になるわけですが、本家を知らない人でも充分楽しめるかと思います。本家のキャラクターが少しだけ登場するのもファンにとっては嬉しいですね。
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<br />読み終えた頃には、2巻の内容が気になって仕方ありませんでした。
<br />緻密に作り込まれたひぐらしならではの世界観を是非楽しんでみて下さい。