表紙がしっかりしているので、アルバムを開くような感覚です。
<br />静流が撮った誠人という設定なので、モノクロ写真がわりと多いです。
<br />そして、あたり前だけど誠人の写真が多いです。なので、
<br />玉木宏さんのファンの方には嬉しい一冊になると思います。
<br />インタビュー記事はロングインタビューということで
<br />映画パンフレットにはないコメントが載っているので
<br />良いと思います。映画の場面写真もパンフレットには
<br />ないものが載っています。
<br />個人的に静流が好きなので、静流が撮った誠人の写真と
<br />同じ位、誠人が撮った静流の写真がもっと見たかったなぁ
<br />と思いました。
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ファインダーを覗いた静流の目から見えていた誠人の姿。
<br />何気ない日常のひとコマや、仕草。
<br />この本にはそういう写真が沢山収められています。
<br />なんとも思っていない人だったら、こんな風には見えないと思うのです。
<br />いとしい人だからこそ、何気ない写真に『好き』が見え隠れする。
<br />この本を通して、静流の気持ちが尚一層伝わってきます。
<br />『ただ、君を愛してる』という気持ちが。
<br />
<br />『生涯ただ一度のキス』の写真も収められています。
<br />よく考えてみると、お互いを撮影することはあったけれども、
<br />ふたりで一緒に写っている写真は、この1枚だけなんですよね。
<br />本の中に、恋愛写真があふれています。