文字を読むのが苦手な私にとっては、歴史の流れがわかりやすく理解できてよかった。
<br />公務員試験を受けるための、下準備になりました。
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世界史や日本史というのは、地理と違って興味の有無で選択する科目
<br />です。歴史に興味のない人が、選択しなくてはいけない場合に、アの本
<br />は「勉強するきっかけ」としては最適ではないかと思います。
<br />ただ、内容で選ぶのは避ける事をお勧めします。
<br />あくまでもきっかけとしてお読みください。
この本の中身はマンガです。しかしあなどってはいけません。なぜなら、絵が脳に焼きつけることができるので、右脳暗記が可能だからです。たとえ、試験でど忘れしても、絵のイメージが脳に焼きついているので、思い出すことができます。
<br />また、要点をよくつかんだ本で、客観問題・論述問題の対策になります。
<br />注意すべきことは、これだけで世界史を学習しようと思わないことです。絶対不可能です。あくまでこの本は、お助け本だということをお忘れなく。
<br />まあ、よい本ではありますが、欠点がいくつかあります。
<br />1、セクションごとに違う人が描いているので、何回も同じ事柄が出てくることがあること。
<br />2、ウケを狙おうとしてか、世界史と関係のない事柄、セリフが出てきて、少し頭がこんがらがること。
<br />3、1部を除き、絵がヘタクソだということ。(表紙に絵がうすく描かれていますが、中の絵はそんなに上手くありません。)
<br />4、人物のセリフが多すぎて、もはやマンガではなくなってしまっている部分があること。(多分、まとめ方が下手な人が描いているのでしょう。)
<br />5、初心者には歴史の流れが少し掴みにくい。
<br /> …と、私が見た中では、こんなところです。
<br />人によって、好き嫌いがある本です。