ロケットの軌道、静止軌道、極軌道の違いを分かりやすく解説してあります。某国上空に静止衛星を上げろ(物理的に無理)といっている国会議員の先生方こそ、ぜひ読んで頂きたい本です。小学生向け。自分もこの本と昔、晴海で開催された宇宙博でロケットをみてエンジニアの道を歩み始めました。中学生以上には宇宙年鑑-Spaceguideがアストロアーツから毎年出版されているので、そちらも合わせてお勧めします。子供たちの学力向上には、なにより夢(目標)を抱かせるキッカケが必要なのです。
小学生の娘が宇宙の本が欲しいというので購入しました。<p>太陽系、太陽、地球、月、恒星、銀河系と銀河、宇宙の構造、天文観測、宇宙開発、それぞれの章に最新画像がふんだんに載っています。「どうしてこんなことがわかるの」という娘の質問には、天文観測のページを開いて「こうやって宇宙に望遠鏡を上げて見ているんだ」、「電波望遠鏡って何」、「・・原理はわかりませんがどうやら星からでている電波を受信してその電波に色をつけてみると目でみたような絵がでてくるみたい・・」「・・・」。こんな会話が必ず交わされる図鑑です。じっくり見ている娘から近い内にうそつきお父さんとよばれそうです。
”科学と学習”で培った、小学校低学年にも科学を判りやすく伝えるノウハウを”図鑑の学研”の威信にかけて全部ぶち込んだニューワイドシリーズ。 こんな最新情報がもう図鑑に?という程のピッカピカの知識が満載。<p>もちろん、日本の誇るすばる望遠鏡のドームの写真と、すばる望遠鏡が捕えた写真(オリオン星雲)も載っています。太陽系の記載が半分をしめ、宇宙開発の歴史と現在も興味深いです。 見ているとなんとなくロマンチックな気持ちになります。