ストロボといえば直に当てるか、せいぜい真上にバウンスさせる程度のことしか知らなかった私にとって、まさに目から鱗の本でした。
<br />ストロボは高価なら良いというものではないという事、内蔵ストロボも十分「使える」という事、本当のバウンスのやり方、多灯撮影のコツなど、どのページを読んでもためになります。ストロボでもこれほど自然に撮れるものなのですね。
<br />デジタル一眼レフで人物や静物の室内撮影が多いかたは必読です。
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<br />ただし、この本を読むとストロボもう1台やディフューザーなど欲しくなることは間違いありませんので、財布に少々余裕のあるときに購入される事をおすすめします(笑)。
逆光気味のポートレイト撮影で失敗した経験はありませんか?<p>この本はストロボを使用したライティングの基本をわかりやすく解説してあります。室内撮影、屋外での撮影におけるテクニックはもちろん、複数のストロボを駆使した、ちょっと上級?テクニックまで丁寧に説明してあります。また、ちょっとしたTipsや便利グッズの紹介など、役に立つこと請け合いです。<p>ふとしたときに何度も手にとって読み返す、参考書的な存在として、初中級者には必須バイブルと言っていいと思います。<p>また、何年もキャリアを積んだ方なら豊富な経験と知識で失敗を回避することとはできるかもしれませんが、ちょっとしたTipsはきっと参考になると思います。一読の価値あり!です。