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魔法少女リリカルなのは ( 都築 真紀 ivory )

題名のとおりですね。 <br />ストーリはあまり期待しないほうがいいです。 <br />内容的には、11話から13話という感じの内容なのですが、 <br />微妙に本編とは時間軸が変わっています。 <br /> <br />本編は、フェイトとの決戦のあとプレシアとの決戦の話でしたが <br />この本は、プレセア事件の後に、フェイトとの再戦をやるっていう話です。 <br />ほんの7割くらいは、補足説明です。 <br />なのはの魔法の説明や、砲撃魔道師になった理由や、プレシアがアリシアを失う理由になった事故の話、そしてフェイトの過去の話などです。 <br />これを読むまではプレシアは明らかに悪者っていうイメージだったのが、かわいそうになりました。 <br /> <br />本編では詳しく語られなかった内容がこと細かく書かれていて、本編を何度も見尽くした僕でも大変おもしろいと思いました。 <br /> <br />なのはファンなら、間違いなく買って損はないと思います。

「13話のあと、サウンドステージ03がないとしたら」 <br /> <br />という感じのif。 <br /> <br /> <br />これはこれで、まあ楽しめます。 <br />ただ、☆5つにするかといわれると、そうでもなかったりするので。 <br /> <br />アニメにハマっていて、サウンドステージ03を聞いた人向けかな。 <br />

 昨年10月~12月まで放映された「なのは」アニメは全部見たわけなんですが、時系列的に<br>・アニメ最終回の直後。なのはがフェイトと再戦(サウンドステージ03より前)<br>をベースに、<br>・アニメ1話以前、フェイトの幼少時代(プレシアの悲劇からサウンドステージ02まで)<br>を回想してまとめた。次作に向けての補完ストーリー小説版です。<br> プレシアの悲劇については意外なほどに詳細に描かれており、その後狂気へと移行していく彼女の悲哀が伝わってきます。おそらく本編のどこでも語られない部分、しっかり描きたかったのかもしれません。<br> ひとつだけ気になったのは、アニメ最終回で「名前を呼ぶシーン」がこの小説内でも別の場所で繰り返しになっているところ。一編の小説として話を終わらせるには必要だったかもしれませんが、アニメから引き続きで読んでいる身としてはやや違和感がありました。<br> とりあえずA's放映中に読んでおきたい1冊です。

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