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奪われる日本 ( 関岡 英之 )

拒否できない日本という作品で一躍脚光を浴びて言論者のトップに <br />駆け上がった関岡英之氏の新作です、明確にアメリカが要求する <br />年次改革要望書に踊らされている日本の政府を解説して下さっています <br />天皇制について小学校教育が一番の敵だという感覚が新鮮でした。 <br />コンキチも天皇制がいかに大事なものであるか息子達によく話しますが <br />神武天皇から今上天皇まで125代の一本の系図を持つ国は日本のみの <br />稀有な万人の努力の積み重ねによって守られている、だからこそ国民に <br />2600年以上もの間絶大な信仰にも似た尊敬を持つに至ったという事実 <br />それをアメリカの欺瞞に満ちた占領政策によって剥ぎ取られてしまった <br />国民のひとりとして私は強烈な反省を今しています、アメリカが要求している <br />年次改革要望書は植民地政策そのものです、そのことをわかりやすく説明 <br />して下さっているのがこの本です。 <br /> <br />

とりあえず日本国憲法第1条を読んで、佐賀県知事の会見での、毎日新聞記者の動画を見てほしい。<br />それだけでいい。

「保守派」とは、素朴に祖先を敬い、伝統を守る人たちのことを言う。 <br /> <br />冷戦が終わるまで、この国ではアメリカに従って日本の共産化に反対してきた人たちの事を保守派と呼んだが、もう本来の定義に帰るべきだ。 <br />今もアメリカにべったりくっ付いて日本の改造を推し進めるエージェントは、真の保守派とは対極の存在だ。(竹中平蔵氏はアメリカに帰って、日本には二度と戻って来るな。) <br /> <br />この本を読むことで、郵政民営化、医療制度改革、司法制度改革の裏にアメリカの存在があったことがはっきり分かる。この本を読んだ後も、これを否定できる日本人がいるとしたら、外資の手先と化している金の亡者が、いきり立って自己肯定をする姿しかありえない。 <br /> <br />やはり日本が一番警戒し研究すべき相手は、北朝鮮でも中国でもなく、アメリカである。 <br />朝鮮人や中国人は、我々を嫌悪し、恐れ、軽蔑しはしても、笑顔を浮かべつつ上から日本人を操り、騙し、財産を奪ったりはしないし、できない。 <br /> <br />日本には、固有の文化がある。 <br />勿論、日本の文化は外国からの多大な影響を受けつつ育ってきたものだが、日本に優れた文化をもたらした過去の外国人たち(華僑や渡来人)だって年月と共に日本人に同化し、日本人になった(今の在日朝鮮人はその過程にある。) <br />日本人の財産をかすめ取って自分の国に持って帰ろうとする金の亡者に、日本の文化、社会制度を変える権利などない。 <br /> <br />関岡英之氏に日本人の魂を見た。 <br />更に多くの見識ある日本人に読まれること願う。

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