中国~インド間の小数民族の状況が人々の関わりの中で内容は濃く、<br>表現は軽妙に書かれている良著。<br>私自身は本多勝一のルポを好んで読んできましたが、単なる物書き<br>というより、ジャーナリストとのルポと言える。<br>著者の「ビルマ・アヘン王国潜入記「と合わせて読めば中国~インド<br>間にあるビルマ(ミャンマー)の一端がわかる。
今年もっとも引き込まれた一冊。<p>スリル、ユーモア、新しい知見。<br>読書する楽しみをこれほど豊かに満たしてくれる<br>本もそうあるまい。<br>そして、事実は小説より奇なり。<br>彼の旅は、かの地の人々にも幸せをもたらすのだった。<br>しかし、彼自身の身の上に不幸が。。。<p>いやでき過ぎってくらい、様々な出来事があり、<br>本当に興奮した。<p>この本を読んで何も感じない人とは<br>友達付き合いしたくない!!
来年からNHKがシルクロードを取り上げた特集を組むそうだが、ぜひこの西南シルクロードも取り上げて欲しい。<br>もちろんレポーターは高野さんで。<p>しかし、緊迫感溢れる行軍と、他人事のようにつづられる文章の抜群なバランスがいいですね。ハラハラ&クスクスです。