テレビで放映されていた「まんが日本昔ばなし」の語り口が、やや方言風な部分まで、かなり忠実に再言されている。
<br />101話も収録されているというお得感もさりながら、テレビのナレーションのような語り口を大事にしてゆっくり読み聞かせると、1話を読むだけで10分15分かかるほどに、たっぷりとしたボリュームがある。語彙のレベルもそれなりに高く、絵もそれほど多くない。絵本とは一線を画しており、読み聞かせ向けにおける子供の想像力を大切にしたい親には好適書。
<br />たとえ読み聞かせに時間がかかっても、ゆっくりと読み進み、この悠然とした日本語の語感を大事に子供に伝えていきたいと思う。そんな本である。
皆様ご存知の日本昔ばなしです。<br>1冊で101話掲載されていてお得な1冊です。<br>ただし、1話あたりの絵が4~5枚と少ないので、<br>3歳以下のお子さんには難しいと思います。<br>また、我が家でも寝る前に読んであげることが多い<br>のですが、大きくページ数も多いので重いのが難点<br>です。
30代のお父さん、お母さん、子供の頃土曜日の夜7時と言えば”日本昔ばなし”をご覧になっていたのでは?テレビを見る時間が厳しいおうちでもこれは見せてくれたという話をよく聞きました。さて、自分も子供をもつようになり、やはり定番の昔話を教えたくて購入したのですが私は懐かしく、子供は真新しくお互い興味津々で読んでいます。子供は三歳なのですが、さるかに合戦では母がにが猿にやられるシーンでは涙ぐんだりしていました。三歳でも三歳なりに感じ取っているんだなぁ、と感動してしまいました。是非みなさんも親子そろって読んでみては。