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| 千の風にいやされて―あとに残された人々は、悲しみをどうのりこえたか
(
佐保 美恵子
新井 満
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「千の風になって」を購入したあと、あることを経て、この本を購入しました。あることとは「母の死」です。「千の風になって」は、母とともに過ごした病棟で母が眠ったあと読みましたが、「千の風に癒されて」は、一人で夜読んでいます。何度もです。「千の風になって」を読んで集まったいろんな人の自分の体験が集まった本ですが、貴方が誰か大切な人をなくしたとき、そして、今、死を覚悟しないといけない病に向き合っているとき、この本はきっと、貴方の心を慰め、強くし、生きていることのすばらしさと、死んでもなお、魂は永遠であることを心から思うでしょう。私はある意味「千の風になって」よりもすばらしい本と思います。
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