|
| 徳富蘇峰 終戦後日記ーー『頑蘇夢物語』
(
徳富 蘇峰
)
徳富蘇峰は、終戦後に日記を残していた。そこには先の大戦に対する自分なりの冷静な分析がおこなわれていた。 終戦後わずか半月後にかかれはじめたものであるが、60年たった今も充分通用する内容です。蘇峰は100年後の日本人に当てての遺書とも言うべき内容になってます。 戦後に戦前とまったく言うことも信念もすっかり変えてしまった人々に対しては厳しく戒めている。特に木戸幸一・近衛文麿に対する評価は なかなか面白いです。
|