エンジンオイル、ギヤオイル、バッテリー、プラグ、
<br />エアクリーナー、キャブレター・・などなど、様々な箇所の
<br />整備・点検のポイントがイラスト入りで載っていて、
<br />バイクには乗るけれど、整備には詳しくない、
<br />という人にとっては使える一冊だと思います。
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<br />オイルを差すポイントを始め、工具の使い方や使用のコツ、
<br />ネジの締め方・ゆるめ方までも載っていて、本当の初心者にも
<br />オススメできる一冊です。
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<br />整備は実際に自分でやらないと覚えにくいものですが、
<br />この本はその足掛かりとなるきっかけを作ってくれるでしょう。
本としては、よく出来ていると思います。イラストも多く、飽きずに読むことが出来ます。<p> ただ、対象が本当にバイクいじりをこれからはじめようと言う人を対象としていますので、それ以外の人は参考にならないかもしれません。多少なりとバイクをいじったことがある人の場合、ほとんどのページを読み飛ばすことになるでしょう。
工具の種類、バイクの原理から整備の仕方まで図表を多く交えて紹介しています。なのでメカ音痴、メカが苦手な私にもすんなりと理解することが出来ました。<p>日常点検からキャブのOHまで必要なことは一通り書かれており、これ一冊でかなり勉強出来ると思います。初心者が注意すべきところや、また、手を出さない方がいいことまで一つ一つ丁寧に書かれているので整備に興味があるけど不安だという方は是非とも一度手に取ってみることをお薦めします。<p>整備の本は価格も高めですが、この本は文庫本サイズで安いというのも嬉しいですね。<p> この本をマスターすれば旅先でも日常のメンテナンスでも困るようなことはほとんど無くなると思います。「整備はバイク屋」って方ももしもの時のために通読しておくといいと思いますよ。