元の単行本は1999年、加筆され文庫化されたのが2003年11月の本です。
<br /> バブル崩壊に示される、戦後の日本の政策の破綻の問題と、それに対応するための人生設計の金銭面が示されています。
<br />未だにお金の面で人生設計の大局を示せるとは驚きと言うか、日本の政策転換が根本的なところに及んでいない日本の停滞を実感できました。
<br />この本で示された提案が実行されれば、某国の年次改革要望書に従うよりよっぽど国民に希望を抱かせるのではないかと思います。
<br />政治家の方に是非実行して頂きたい内容です。
<br /> 個人の生き方への提案としては、知っている方には新しい知識は無いのでしょうが、これだけ根本的な各問題を、端的に列挙した本は無いと思います。
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<br /> 保険、自分の家、子育てを今計画している新婚夫婦には一読を薦めます。
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<br />(本の最後に、PTなる合法的に節税する方法が少し紹介してありました。金銭及び能力に恵まれた金持ちは得をする法の隙間がある事を知らされました。)
ゴミ投資家のための人生設計入門の改題文庫化。
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<br />内容は非常に面白く、ためになる。
<br />税金、年金、保険、土地。
<br />サラリーマンは搾取される存在であることを
<br />否応なく突きつけられる。
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<br />しかし、多くのサラリーマンが、自らの生活を変えられるのかどうかが問題。
その他、
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<br />学校はなぜ崩壊するのか?
<br />「公立底辺校は教育機関ではなく、社会の治安を守るための収容施設である」
<br />「将来の大蔵官僚とヤクザの親分が机を並べて勉強した、古きよき公立中学は、もはやどこにもありはしないのです」
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<br />など、シビれるヒントが仰山。オススメです。