ジャンルは何に区切ればよいのかわからない。
<br />とにかく線の引き方がとても曖昧で、色々と思うこともあったりします。
<br />正直初めの方は、ただなんとなくつらつらと読んでいたんですが、下巻になると、どんどん読み進めていき、続きが気になって仕方がなかったです。
<br />下巻で終わってしまうのは、正直切なかった。
<br />もっと先が見たかった。読み終わった感想はこんな感じです。
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<br />何が面白いって普通の本じゃないってところですかね。
<br />普通の本では、可愛い女の子がSMやら性的なことを語るなんてなかなか無いと思います。
<br />語る、というより知りたがると言った方がよいのでしょうか。
<br />私から見ると、この女の子の存在がなかなか良かった。
<br />味があって、ちょっとスペシャルな感じです。
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<br />性描写が結構あって、苦手な人には受け付けないかもしれません。
<br />ただ、痛快な物語が好きな人にはいいかもしれないです。
ノーベル賞をとるかも とのニュースに慌てて
<br />海辺のカフカとともに今更ながら読みました
<br />感想は もっと若い時に読んでおくべきだったと後悔してます
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<br />結婚をして子供ができ
<br />祖父母が亡くなり 父親が亡くなり 友人が亡くなり
<br />そろそろ列の順番の先頭が見えて来ました
<br />先頭が見えない内に読んでおくべきだった
村上春樹はノーベル賞候補だったらしい。何か判るような気もする。
<br />川端康成、大江健三郎、(候補だった)三島由紀夫、谷崎 潤一郎、みんな普通の感覚を持った日本人からすれば、特異な存在。村上春樹に対する評価はいつも賛否両論。(他の方のレビューを見ても明らか。)私はこのノルウェーの森はいい読み物だと思う。しかし文学作品ではない。彼の作品ではいつも誰かが自ら命を絶ち、主人公がセックスの相手を見つけるのに何の苦労もない。これは文学とはいえない。ノーベル賞を取るには格が小さすぎる。
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