チャイドルで人気を湧かせた吉野紗香ももう23歳になっていたんですね。あどけない顔はそのままに、体が成熟していました。特にラストの方のセミヌードは、かなり頑張った感じがしました。<br />ファイナルにふさわしい一冊です。
前半の写真は週刊誌等のパブリシティで既発表の部分が多く、過去の写真集と比較しても表情の多くは取り立てて目新しさは感じませんでしたが、後半のロケ地を温泉地においた写真ではかなり大胆な挑戦を行っており表情も無理にセクシーさを打ち出すのではなく緊張感の中から大人のタレントとしての決意のような物も垣間見えているように感じ取れました。この表情の元となった「意思」が次の作品でより良いものとなるよう大きな期待を抱かせる一冊だと思います。
こんな奇麗に色気を出せる女優はそうはいないと思いました。
<br />芸能人としてのキャリアが12年以上もある彼女の経験、宮澤正明の鮮やかな描写が彩るすばらしい写真集です。
<br />23歳の吉野紗香さんからは、どこかとてもモダンで、どこかとても昭和の時代の良さを感じます。
<br />体のラインはハリウッド女優バリなのに、自然で人間味のある表情には驚かされます。美しくも色っぽいです。
<br />タイと福島の二カ所で撮影され、熱く開放的で、小麦に焼けた肌を見せる場面と、雪の降る宿では着物を脱ぎ、白くも濃厚な体を温泉に濡らす場面と対照的な内容です。
<br />彼女の魅力がたくさん詰まっているコレクションでありながら、繊細で芸術的です。