自分的には五指に入るほど好きな漫画。(かつてポストカードブックまで買った、笑)よってあえて辛口で。
<br />カバー表紙の堂々たる絵や、いつも通り読者へのサービス精神溢れるカバー裏見返しのオマケ絵なども今まで通り精緻でこの上なく美しい。
<br />…が、巻末の自己ツッコミ的なオマケページを見るまでもなく(笑)、
<br />突然この巻から中身が雑になってきているような気がした。絵も話も。正直びっくりした。
<br />自分の気のせいならむしろその方がよいが。
<br />アクションシーンは自分は毎巻必須というほどでもない。
<br />血と剣の狭間でくりひろげられる味わい深い人間模様も勿論むげにんには欠かせないし、良い。
<br />本誌のほうは買っていないので、最終章にも期待しつつぜひ次巻を待ちたい。
<br />(しかし百淋姐さんは1巻からいつまでたってもあの気の強い姐さんのままで…いいな笑)
「無限の住人」の持ち味、
<br />ムッチャクッチャなチャンバラ復活!!(至高の誉め言葉)
<br />
<br />ほぼ全編が狭い牢でのチャンバラです。
<br />万次さんはいまだに鎖に繋がれてます。
<br />敵はド強い3人、でも味方は4人!
<br />
<br />ムッチャクッチャなチャンバラ開始!!
<br />マンガ万歳!エンターテインメント万歳!
<br />驚いてスカっとして感銘して。
<br />沙村広明万々歳!!
<br />
<br />これから最終章だそうです。
<br />でも沙村さんのライフワークにして欲しいので、
<br />最終章はこれから50年間連載希望です。
膨大な伏線が張ってあったので、サムラ信者である俺でも一冊じゃ補完はムリだろ…何て分不相応な物差しでサムラを測ってたが、やられた…スッキリと不死解明編終結。しまいにゃどーでもいい巻末コーナーにすら伏線が張ってあることが判明…<br />さておき最終章に向けての展開や人外の域に達した殺陣など、補完するだけで終わってない一冊なので、こちらも心配無用!<br />どっかのアーティスト気取りのエセマンガ描きにも見てもらいたい日本が誇れるザ漫画です。