一癖もふた癖もありそうなメンバーで構成されたSオケをまとめ上げた千秋君、自分も楽譜に100%頼るこれまでのやり方からもう少し成長できたようです。描き様によってはシビアなストーリーになりそうなのに笑えました。それからドイツ語と西洋音楽史の試験前日ののだめと峰君は笑い無しには見ていられませんでした。+同伴に凝っているシュトレーゼマンは大笑いです。
<br />まあこのストーリーは精神衛生に実に良いと思います。
第3巻では伝説の学生オケストラ(のだめ風)「Sオケ」のデビュー戦をメインに収録。
<br />シュトレーゼマンとの音楽分野外の確執により急遽Sオケの正指揮者に抜擢された弟子千秋真一。
<br />対する師匠シュトレーゼマン(あるいはミルヒ・ホルスタイン)は正規軍ともいうべきAオケの指揮。
<br />かくして定期公演会において指定対決の図式が完成したのだった・・・。
<br />しかし・・・。
<br />という具合に「しかし」以下でオチがつくのだけど、それは種明かしになるので秘密です。
<br />シュトレーゼマンの人間味を向きだしにしたキャラクター設定が物語りのポイントになるエピソードでした。
<br />人間味といえば、この漫画の登場人物はそれぞれにひとくせもふたくせもある人間味をもっており、いわゆるキャラが濃いのが特徴だったりします。
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<br />ようやく音楽青春サクセスドラマっぽくなってきました。
<br />次巻以降の展開にも期待したいものです。
<br />もちろんお笑い要素もきっちりと期待しております。
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<br />余談ですが、テスト中に泣くのだめ、お腹を抱えて笑いました。
「この漫画は、想像以上に世界観に引き込まれる漫画」
<br />上記は、1巻から16巻までを一気に読破した感想です。
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<br />当所、大した期待もせず、「暇潰し」で読んでみたのですが・・・物語の内容、登場人物、ボケとツッコミ(←絶妙)・・・正直、のだめワールドの吸引力は凄まじく、「テンポ」が絶妙だなぁ。と感心しました。
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<br />クラシックに対し、縁もゆかりもない人(←俺)でも面白いと感じましたので・・・音楽(クラシック)に対して思い入れのある人であれば、尚更楽しめる漫画であると思います。
<br />個人的には・・・「食わず嫌い」を思い知った漫画でした(w
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<br />未読の方にはおすすめします。
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