さくらん みんなこんな本を読んできた さくらん
 
 
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さくらん ( 安野 モヨコ )

<br />タイトル通り、映画化されて今最も盛りがついている漫画だと思います。 <br /> <br />さくらんに出てくる主要キャラは、皆芯を持った強い女性ばかりで、自分の信じた道に突っ走って一所懸命毎日を生きています。 <br />十人十色、生き様はめいめい違うものの、強さは通じるものがあるように感じました。 <br />しっかりとした画力に支えられ(人物の書き分けはいまいちですが)、コマワリもテンポも申し分なく、特にカラーが素晴らしい。 <br />値段はちょっとばかりはずみますが、納得の一冊です。 <br />性の売買という花魁の話は今までにも数多く出版されてきましたが、やはり、安野モヨコの手にかかると、ぐっと心に来ます。 <br />客観的なストーリーの進み具合が、人事ではないような気持ちにさせてくれます。決して美化しない物語の設定の中でも、辛いばかりではなくて何だか力を分け与えてくれるような作品です。 <br />読み終わったあとは、自分もがんばろうと一新させてくれます。 <br />清葉たちは逃れられない、後戻りできない世界に入ってしまったわけですが、性の売買の中でも決して自分を貶めず、自分に誇りを持って生きていく様がかっこいいと思いました。 <br /> <br />映画の方は土屋アンナ主演で、予告を見た限りでも、期待できる物になっています。 <br />監督が写真家というだけあって、着物のセンスも映像も素敵です。SAYURIと少しだけリンクしているような所もありますが、私的にはさくらんの方がストーリー・スタッフ共にすぐれていると思うので、是非海外でもいい評価が得られたらと願っています。 <br />SAYURIははっきりいってつまらなかったので、(テンポが悪い)この原作つきの日本映画ならば、ハリウッドの金が入った芸者モノに勝つのではないか・・・・と考えています。 <br /> <br />第一部と書いてあったので、はやく続編が読んでみたいです。

私がこの漫画を書こうと思い当たったのは、シュガシュガルーンで安野先生に惚れ込んだからでした。値段も高めでしたが、思い切って購入!!!そして勢いで、一気に読み終えたあとの感想は・・・ショックでした・・。まだ中学生で、かわいい小物や部屋を華麗に描き切る安野先生の漫画を念頭に読んだので、正直度肝を抜かれました。 <br />しかし落ち着いて、一段落してから読み直すと、すっと自然に物語が入ってくるのが分かりました。今の感想は、安野先生はすごい!!の一言。テンポの良さ、コマワリの仕方、絵力、全てに私は強く影響されました。 <br />こんな物語を書ける漫画家はあまりいない、と私は言い切れます。特に、清葉にすごくあこがれました。私の中における女の三大原則、強く・気高く・美しく。それが全部当てはまっています。もちろん漫画の中の人物ですが、これを完璧に表現できる人もそうはいない。 <br />女の強さ。 <br />この漫画は恋に、道に、人生に迷い、葛藤するいろんな女達が描かれています。自分も同じ女なんだ、と改めて思い知らされた漫画でした。モヨコ先生、大好きです。

安野モヨコ作品の中でも私のベスト 3に入りますよこの「さくらん」は…<br /><br />まず最初に心を奪われたのは「美しい絵」です(●'ー`)それでいてストーリーも引き込まれるものがあるんだもの…やっぱりモヨコはすごいよ<br /><br />舞台は江戸時代。遊女が行き交う色街・吉原(ヨシワラ)。<br />自由奔放な遊女きよ葉を主人公に様々な人間関係が交差する。初めての折檻や初めての恋…様々な経験を経て成長し「いい女」になっていくきよ葉。見物です!!<br /><br />ただ…色街が舞台っていうこともあって小中学生にはあまりお薦めできないかな

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